TPOに合わせて英語を使い分けよう-ワンランク上の英語!

語学留学をされる生徒さんの目的は何でしょう?

こうやって毎日生徒さん達とお話をしていると様々な目標であったり、動機を聞く事が出来ます。その中で「将来の就職の為に英語力を伸ばしたい。」と留学を決める生徒さんは大変多く、日本に帰国された生徒さん達から就職先の内定を貰った、など嬉しい報告を貰う事もあります。

私もオーストラリアに来て12年になりましたが、今もなお自分の英語力はまだまだだと思わされる事が多々あり、新しい言い回しや単語などを知った時はメモを取る様にしています。しかし、こちらの友人と話をしていたりすると、どうしても友達感覚のフランクな英語が身に付いてしまうのか、ビジネス上の取引先の方とお話をしていてもたまに、良いですね「Good!」と言いたい所「Cool!」とポロっとフランクな英語が出てしまう事があります。

Business Meeting

日本にも略語や俗語などがある様に、英語でもあるんです!よく英会話で同意をする時、
「Me, too!」と言ったりしますよね。別に間違った英語では無いのですが、「So am I やSo do I」という言い方もあり、もっと畏まった言い回しになります。

例えば、

相手:I am a trainee of this company.

(私はこの会社の研修生です)

私:So, am I.

(私もそうです。)

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相手:I fly to Melbourne for meeting next month.

(私は来月ミーティングの為にメルボルンへ飛びます)

私:Really? So, do I!

(本当ですか?私もそうです。)

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ネガティブな言い回しにはSoの代わりにNeitherが使われます。

ビジネスの場面でちゃんとした英語を話せている人はどの位いるのでしょう? そういった所でも人は見られますので、その場に適した言葉を使って行けたら良いですね!

長谷川 由華 / Yuka Hasegawa

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 N1067)。オーストラリアのメルボルン在住。大学時代、自分より成績や英語が堪能な人が沢山いる中で、自分が就職競争の波に乗れるのか自信が持てず悩む。英語試験の結果で勝てないのであれば「使える英語/コミュニケーション能力を身に付ける」ことが重要という考えに至り、就職活動にいそしむ友人たちをよそ目に、留学計画を開始。かねてより夢であったツーリズム(旅行学)を学ぶため、大学卒業と同時にケアンズへ。日中は専門学校、朝&夜は現地旅行代理店でのアルバイトに精を出し、睡眠不足になりながらも2年後に無事卒業する。その後、アルバイト先の代理店でビジネスサポートを受け、2008年に永住権を取得。このカウンセラーに質問する