テニスで見つけたオージーイングリッシュ

オーストラリアの英語で特徴的なことは、「エイ」を「アイ」と発音するようななまりではなく、何でも短くしてしまう特有な単語だと思います。ユニバーシティはユニーだし、バーベキューはバービーだし、ブレックファーストはブレッキーみたいなやつです。これらの単語を知らないと、オージーの友人たちと気軽な会話は楽しめないし、逆にそれらの言葉を知ることで、友人たちとの距離も縮まっていきます。

考えてみれば、日本の若者ことばも、省略して短くするのが基本ですから、オージーイングリッシュを覚えるのは、若者にとっては簡単!ということになります。ぜひ、留学生の人たちは、新しい省略言葉を探してみてくださいね。今日は、僕が覚えた新しい言葉を紹介します。

先日、テニスのガットを張り替えて、そのラケットを受け取った時に、「ショッキーは自分で持ってるよね?」と確認されました。「ショッキー?」ときっと一瞬不思議な顔をしたのでしょう。いつも張り替えをお願いしている友人は「オージーイングリッシュだよね。ショック・アブソーバーのことだよ」と笑ってました。

日本では、「振動止め」と呼ばれ、面白味も何にも無い名前なので、日本のテニス友達の皆さん、もう振動止めなんて呼ばずに、shockyと呼びましょう。ショッキーなら、きっと日本のテニス界でも抵抗なく受け入れられて流行るはず。そして、ショッキーという言葉を日本に伝えた功労者として、僕の名前が歴史に刻まれるなんてことは、、、無いでしょうね。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中