タックスリターンについて確認しよう!

会計年度が7月1日から翌年6月30日までのオーストラリア。7月に入ったということは、タックスリターン(Tax Return:確定申告)の準備を始めなければなりませんね。実際に申告を始めるのは雇用主や諸機関がATO(Australian Taxation Office:オーストラリア国税局)へ関連書類の提出を終える8月下旬以降がオススメですが、その前にタックスリターンについて簡単に確認しておきましょう!
by NY-http://nyphotographic.com/ (2015) / CC BY-SA 3.0

準備するもの

  • PAYG Payment Summery(給与の支払い毎にもらうPay Slipではありません。雇用主からもらう源泉徴収票のようなもので、最近はメールで受領することが多いです。)
  • Tax File Number
  • 仕事に関連した経費領収証(計上できる経費は業種毎に細かく法律で規定されています。)
  • 銀行利息などその他の収入に関する書類
  • 銀行口座詳細*必要に応じて
  • パスポート *必要に応じて
  • Notice of Assessment(5年以内)、PAYG Payment Summary(2年以内)、Super account statement(5年以内)のいずれか2つとTax Returnした時に登録したBank Account *必要に応じて

税率 2017 - 2018


*学生ビザ保有者は6ヶ月未満のコースを受講する学生ビザの方は「非居住者」、6ヶ月以上のコースを受講する学生ビザの方は「居住者」扱いとなります。

申告期限

個人でのタックスリターン申告期限はその年の10月31日までです。登録税理士に依頼する場合は翌年5月15日まで延長可能です。過去のタックスリターンを忘れていたという人は放置せずできるだけ早く申告しましょう。現在、移民局とATOは情報の照合を行っており、ビザ取得や入出国記録などからタックスリターンの未申告が発覚した場合、最大4年まで遡って1年分の申告に付き最大1,050ドルのペナルティが課されます。

その他

労働可能なビザ(ワーキングホリデービザ、学生ビザ含む)を取得し来豪した場合で、一定の条件を満たしタックスリターン不要の方もNon Lodgement Adviceという書類を提出して、タックスリターン不要であることを確定させます。

タックスリターンはオンラインなどで個人ですることもできますが、不安な場合は登録税理士に依頼することができます。日本人の登録税理士もいらっしゃいますので、「わからないから」と放置せず、きちんと申告しましょう。

 

*このブロクの情報は2018年7月19日現在のものです。
*UberEatsなどABNを取得して働かれている方はタックスリターンが給与収入などとは少し異なるため、登録税理士などのご利用をオススメします。
*こちらのページも参考にしてみてください。
*オーストラリア留学センターではTax Returnのお手伝いはしておりません。

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

オーストラリア、アデレード在住。会計業務担当。日本の大学で国際経済学を学んだ後、金融関係の会社に9年間勤務。趣味は旅行、散歩、カフェ巡り。働きながら短期留学を含め19カ国を訪問。職場にも恵まれ楽しい日々を送りながらも、幼い頃から抱いていた海外で生活してみたいという夢を捨てることができず、2012年オーストラリアへ。語学学校に通い、憧れていた大自然の中でのローカルの仕事を経験。翌年、このまま帰国することに物足りなさを感じ、再び語学学校へ。卒業時にIELTS6.5を取得し、サザンクロス大学の会計学修士課程(Master of Professional Accounting)へ進学。2015年11月、同大学を卒業し、現職。