【タックスリターンをやってみた!】2016/2017年度版

今日も「冬はもう終わったの?」と言わんばかりの雲一つない青空が広がっているゴールドコーストです。

今年もタックスリターンの季節がやってきました。というわけで、「タックスリターンをやってみた!」レポートです。myGOVへの登録などは昨年済ませているので、今年は簡単(*^_^*)

給与収入のみで学生ビザの方などは参考にしてみてください。

なお、このブログはTax Returnオンライン申請のマニュアルではありません。また、オーストラリア留学センターではTax Returnの代理申請は行っておりません。オンラインでの申請方法など詳しいお手続きについては回答しかねます。申告内容が複雑な方、英語での対応に自信がない方、ご自身での手続きが不安な方は登録税理士へ依頼することをオススメします。
by NY-http://nyphotographic.com/ (2015) / CC BY-SA 3.0

まず、私の状況は下記のとおりです。
  • 税法上の居住者
  • Medicareは受ける権利なし。
  • 給与収入のみで差し引く経費やLow Income Tax Offset以外の控除はなし。
①必要書類を集めます。
  • Payment Summary
  • 経費の領収証など
myGOVを開き、ログインします。Security Codeを登録しているので、携帯のSMSへワンタイムパスワードが届きました。入力してNEXTをクリックします。
③Services画面で、ATOを選択(クリック)します。
myTAX画面に繋がりました。For ActionとしてFY2016/2017 Tax Returnが表示されるので、右端のLodgeをクリックします。
⑤Contact Detailsを確認します。これが間違っていると国税局からの文書が以前の住所に届いた際に、TFN(Tax File Number)を悪用されるなどトラブルになる可能性があります。右横の∨をクリックすると詳細が出てきますので、修正が必要な場合はここで修正してNEXTをクリックします。
⑥Financial Institution Detailsを確認します。こちらの銀行口座に返戻金などは入金されますので、間違いがないように念入りに確認します。

⑦税法上の居住者か(YES)非居住者か(NO)を選びます。期間中一部居住者で一部非居住者の場合はNOを選択し、居住者であった期間を入力します(*ワーキングホリデーで2016年12月31日分までが居住者扱いだった人など)。また、配偶者が’いるか(YES)いないか(NO)も選択します。私は居住者:YES、配偶者:NOを選択。
⑧申告する内容を選びます。私は給与所得を申告します。

所得から差し引く経費及びTax offsetsなど控除項目がある人は✔しますが、私はないのでスルーします。Low Income Tax Offset (低所得者に対する控除)は自動計算されるので申告不要。
⑨Payment Summaryの内容を入力していきます。まず、もっとも所得に寄与した業種を入力します。次に給与所得欄を確認します。8月末までにはほとんどの雇用主や各関係機関からのデータが反映される予定です。この時点で私の給与所得は反映されていなかったので、AddをクリックしてPayment Summaryどおりに入力していきます。
必ず入力するのはPayer's Name(雇用主の名前)、Payer's ABN(雇用主のABN)、Gross payments(申告所得)です。Payment Summaryで空欄になっているところは空欄のままで大丈夫。

*⑦でNOを選択した場合、この欄の下の方にワーキングホリデーかどうかに関する質問があるので、正確に回答します。

⑩Payment Summaryが2枚以上ある場合はAddをクリックして、それぞれ入力します。Deduction(経費)やIncome tests(控除)がある場合はAdd/Editをクリックして入力しますが、私は特に入力するものがないのでスルーです。
⑪MedicareとMedicare Levyの免除の入力です。日本国籍の学生ビザ保有者はMedicareを受ける権利がないので、日本で言うところの健康保険料の免除を受けることができます。まずはAdd/Editをクリックします。

扶養家族(子供/学生)の人数を入力します。

学生ビザはCategory2:税法上の非居住者かCategory 3:税法上の居住者だがMedicareを受ける権利がないに該当するので、Yesを選択します。

一年の内、免除される日数を記入します。途中でビザ・ステイタスがMedicareを受ける権利があるものに変わらない限り、365日(閏年の場合は366日)です。Category 2の人はNOを選択。Category 3の人はYESを選択して、別途、Medicare Entitlement Statementを提出します。

Medicare levy surchargeも関係ないのでNOを選択。Private Health Insuranceも関係がないのでスキップします。
⑫最後に、自分でTax Returnを完備した旨及び来年以降もTax Returnの予定があるのでYESを選択(2017年7月1日時点ですでに帰国済みで来年のTax Returnの予定がない場合はNO)。Calculateをクリックします。
⑬返戻金の予定額が表示されました。手計算した金額ともバッチリ一致(^_^)v 返戻金がある場合はrefund / 追加支払いが必要な場合はliableと表示されます。
⑭返戻金/追加支払金額を確認したら、Print friendly versionをクリックして内容を再度確認し、ボックスに✔を入れてLodgeをクリックします。
⑮下記の画面が出てきたら、申告完了です。receipt numberを保存し、print friendly versionを開いて内容を保存しましょう。

⑯後日、SMSなどでATOからmyGOVのメールボックスにに承認のお知らせ(notice of assessment)が届いた旨の連絡があるので、確認します。Refundであれば後は口座に入金されるのを待つだけ。オーストラリア国内の銀行口座であれば、早ければ3営業日、遅くとも2週間くらいで入金になります。Liableの場合は、指示に従って支払手続きをします。

ATO(Australian Taxation Office: 国税局)は各企業などから提出される書類が出揃う8月末以降の申告を推奨しています。タックスリターンの期限は10月末まで。忘れないように書類が揃い次第手続きをしましょう。

 

*このブログは2017年7月31日現在のものです。
*Tax Returnの概要についてはコチラから

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

日本在住。オーストラリアではゴールドコーストに6年、アデレードに1年半、オーストラリア中央部に半年滞在していました。

会計業務担当。日本の大学で経済学部を卒業後、金融関係の会社に9年間勤務。職場にも恵まれ楽しい日々を送りながらも、幼い頃から抱いていた海外で生活してみたいという夢を捨てることができず、2012年ワーキングホリデーで渡豪。「1年しかないなら、日本ではやらないこと・できないことをやろう」と大自然の中でのローカルの仕事を経験。翌年、就職活動で英語力を証明するためにIELTSを学びに語学学校へ。卒業時にIELTS6.5を取得。もっと上を目指したいとサザンクロス大学の会計学修士課程(Master of Professional Accounting)へ進学。2015年11月、同大学を卒業し、現職。

趣味は旅行、散歩、カフェ巡り。これまでに19カ国を訪問。オーストラリアでもたくさんの都市に出かけました。オーストラリアで出会ったコーヒーも大好きです。