オーストラリアに来てからするようになった事の1つ。『空を見ること』です。日本と見ている空は同じはずなのに、空気が澄んでいるのでしょうか、気候のせいでしょうか、建物がないせいでしょうか? わかりませんが、空がとても広く感じます。5分前に見ている空と、5分後に見る空とでは、表情が全く違う時があります。
特に夕暮れ時は、色が真っ赤に染まる瞬間があります。赤も全く違う赤、上の写真のようなまっピンクの事もあれば、朱色の時もありますし、黄色っぽい時もあります。ありえない位夕日が大きくて、地に沈む瞬間に感動した日もあります。毎秒、毎分が違う表情で、ずっと見ていても飽きないので、気がつけば家の窓からずっと夕日を眺めて時間が経っていることもあります。暇人ではありません笑
よくよく考えてみると、日本に居た時は空をゆっくり見る時間なんてあっただろうかと思いました。夕方でもビルやネオンの光で、同じような空がそこにあったとしても、気が付かなかったのかもしれませんね。
これからの時期はパースでは虹を頻繁にみることができます。あっという間に消えてしまうので、写真を撮りたい!と思った瞬間には、もう薄く少し消えかかってしまいます。
ものすごく一瞬の時間ですが、こうやって美しい空に感動して、自分自身と向き合う。そんなゆったりとした時間がパースには流れています。