【帰国の準備】基本編

オーストラリアで新しく生活を始める人が多いと同時に帰国する人も多い1~3月。長期留学やワーキングホリデーを終え日本に帰国する際にも必要な手続きがいくつかあります。
1. 帰国届

3ヶ月を超える長期留学やワーキングホリデー滞在者は大使館・領事館へ在留届を提出しているかと思いますが、帰国する場合は帰国届を提出します。

帰国届のオンライン手続き(日本語)

2. 銀行口座解約

銀行の窓口で手続きができます。一部の銀行ではインターネットバンキングをとおしてオンラインで申請することもできます。帰国後も口座を保有することはできますが、口座維持費が月$5程度かかります。また、日本に支店があるANZ銀行ですが、日本の支店で解約手続きをしたり現金を下ろすことはできませんので注意が必要です。

【帰国の準備】銀行口座編

3. タックスリターン(確定申告)

オーストラリアの会計年度は7月1日から翌年6月30日までです。会計年度中に帰国する場合も原則オンラインまたは登録税理士を通して通常の期間内に申告しますが、書類の準備はしておきましょう。なお、オーストラリアを出国し、戻る予定がないかつオーストラリアでの収入(銀行利息含む)がない等の場合、登録税理士を通して早期申請が可能です。

【帰国の準備】タックスリターン編

4. スーパーアニュエーション解約

スーパーアニュエーションの解約には「ビザが有効期限切れやキャンセルによりすでに失効している」「オーストラリアを出国した」などの条件が付されているため、原則としては帰国後の申請になりますが、書類の準備はしておきましょう。税金などが差し引かれるため、受領できる金額は積み立てられた金額のうち、ワーキングホリデーでの滞在を含む場合は30~35%程度、学生ビザのみの方などは60%程度となります。

【帰国の準備】スーパーアニュエーション編

5. 携帯電話・ポケットWi-Fiなどの解約

購入したプリペイド携帯などをご利用の場合は手続きは不要です。ただし、オートチャージを設定している場合は、オートチャージを止める手続きが必要です。日系の携帯レンタル会社から携帯・ポケットWi-Fi・SIMをレンタルしている場合は「郵送での返却を利用できる」「国外への持ち出し禁止」などレンタル会社によって条件が異なりますので事前に確認しましょう。。購入したSIMの解約方法についても各プロバイダーに確認しましょう。

6. シェアハウス退去に伴うボンド返金手続き

帰国便の都合で退去が早朝になる場合などは最終週の日割家賃清算やボンド返金など前日までに手続きを完了できるようにシェアオーナーと話をしておきましょう。

7. 荷物の整理

オーストラリアから日本へ荷物を送る場合、船便がなく割高なので、極力荷物は減らした方がよさそうです。郵便やその他の宅配業者を利用する場合は、通常の感覚では問題なさそうなものも危険物に含まれる場合があるのでしっかり確認しておきましょう。

郵便やその他宅配業者の利用方法

 

その他、期間を早めて帰国する方は、OSHCなど健康保険の解約手続きなども必要になる場合があります。

帰国前に慌てたり、日本に帰ってから困ったりしなくてもいいように、余裕を持って準備しましょう。

 

*このブログの情報は2017年2月22日現在のものです(2020年3月24日加筆)。

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

日本在住。オーストラリアではゴールドコーストに6年、アデレードに1年半、オーストラリア中央部に半年滞在していました。

会計業務担当。日本の大学で経済学部を卒業後、金融関係の会社に9年間勤務。職場にも恵まれ楽しい日々を送りながらも、幼い頃から抱いていた海外で生活してみたいという夢を捨てることができず、2012年ワーキングホリデーで渡豪。「1年しかないなら、日本ではやらないこと・できないことをやろう」と大自然の中でのローカルの仕事を経験。翌年、就職活動で英語力を証明するためにIELTSを学びに語学学校へ。卒業時にIELTS6.5を取得。もっと上を目指したいとサザンクロス大学の会計学修士課程(Master of Professional Accounting)へ進学。2015年11月、同大学を卒業し、現職。

趣味は旅行、散歩、カフェ巡り。これまでに19カ国を訪問。オーストラリアでもたくさんの都市に出かけました。オーストラリアで出会ったコーヒーも大好きです。