移民の国、オーストラリア

みなさんこんにちは! 4月からメルボルン支店でみなさんのお手伝いをさせていただいている渡辺と申します。これからブログを時々アップしていきますのでよろしくお願いいたします!

さて、メルボルンはアートの街として有名で、市内を中心にたくさんの美術館や博物館があります。

中でも私のお気に入りのひとつが、Immigration Museum(移民博物館)です。
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オーストラリアは移民の国というのはみなさんご存知でしょうか?

もともと住んでいたのはアボリジニと呼ばれる原住民の人たちだけで、今私達が『オーストラリア人』と聞いてイメージするような人たち全てがもとを辿れば他の国からやってきた人なのです。ですから、この移住博物館はオーストラリアの歴史博物館と言っても過言ではありません。特にメルボルンは一番歴史ある港として、まだ飛行機が普及していなかったころから多くの人達がオーストラリアで最初に訪れる場所でもあったため、たくさんの史料が残っています。

せっかくオーストラリアを訪れるのだから、特徴ある土地の成り立ちを知るのもおもしろいと思いませんか?ちなみに学生の方は入場料が無料です!また、中には休憩できるスペースやグッズ売り場もありゆっくり楽しめます。
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私がなぜこの博物館が好きかというと、取り扱うテーマがとても興味深くて、展示方法がおもしろいからです。ただのパネル展示だけでなく、映像展示があったり、触れるものやロールプレイングを楽しむもの等いろいろ工夫が凝らしてあって飽きません。

いまのオススメは、Identity: yours, mine, oursという展示です。
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アイデンティティ…難しいテーマだなと思う方もいらっしゃるかも。でも、メルボルンで生活していると、このことについて考える機会が実はとっても多いです。たとえば、私に最初に語学学校で英語を教えてくれた先生は、「私はメルボリアン(メルボルンっ子の意味)で生まれはインドネシアですが、インド人です」と自己紹介されていました。人々がどういう文化やバックグランドを持っているかは、繊細な問題でもあり、またとてもおもしろいものでもあります。

移民博物館は日本語の館内案内があったり、音声案内の機械も借りられるので、もしよかったら行ってみてくださいね。

渡辺 麻里菜 / Marina Watanabe

メルボルンに学生ビザで到着したのが2016年末。その後1年間語学学校へ通い、現在はTAFEに通いながらメルボルンで皆様のサポートをさせて頂いております。

期待に胸を膨らませて新しい環境に臨んだり、または不安でいっぱいになったり、留学中は良いことも悪いこともたくさん起こります。しかし全てをチャンスと思って、楽しむ気持ちで色々チャレンジしてみてください!そのお手伝いを私達でさせていただけたら嬉しいです。

※メルボルンオフィスアシスタントとして2018年4月から2019年8月まで勤務(ブログはその当時の内容となっています)このカウンセラーに質問する