
僕がこの会社を引き継いだ2008年当時は、30社以上の日本の留学会社と提携して、オーストラリア現地でのサポートのサービスの提供をしていました。今でも多くの留学会社が現地サポート料を徴収しているのは、そのようなビジネスモデルが存在するからです。
その当時は、日本でどんなアドバイスを受けたかもわからない留学生たちから「聞いた話と違う!」みたいなクレームを投げかけられ、私たちはなんとかそれらをなだめるのが仕事でした。当然ながら仕事のモチベーションは低く、どうやって日本の留学会社さんたちからの売上が無くても自立できるかを考え続けていました。
結局、それは全く合理的な判断では無く、どちらかというと感情的な判断で、「もう自分たちの売上だけで、やっていこう!」と2013年に決めてから、私たちの売上は急成長していきました。現在は本当に信頼できる、札幌と福岡の会社さんとだけつきあっています。それ以上、誰かと組むことは全く考えていません。
自分たちの正しいと思うことを、自分たちが正しいと思うやり方で、自由にビジネスができることの楽しさが、無理して成長を目指さない、私たちの大切な価値観です。自分らしく生きていこうというのは会社にも当てはまるのだと思いますよ。