英、仏に行ってみて豪について思うこと〔治安について〕

観光や留学などで海外に滞在するときに、その国の治安がいいか、安全なところかどうかは非常に大切です。

ロンドンやパリのような観光地では、観光客狙いのひったくりなどが日常茶飯事のように起きているようです。 常に荷物には注意していなければ、という緊張感がありました。
と言っても、ロンドンは電車の便が非常によく、夫と二人で夜、比較的遅い時間に電車に乗っていても安全な雰囲気ではありました。
パリは町中、浮浪者や不法滞在者が多く、毎日毎日いやというほど「お恵みを」=「お金頂戴」とたかられ、しつこくていやな気持ちになりました。
また、なぜか駅には電気がほとんどついていないので暗いし、汚いし、電車の中にも浮浪者のような人たちもたくさん乗ってきていました。

パリ市内の電車に乗っていたときに、いきなりどこからともなく男の人が電車に乗ってきて、混雑している車内で歌を歌いながらアコーディオンを弾き始めていました。 そして2曲弾き終わったころ、「お金頂戴」と周りの人に強制していました。「なんだ、これだけかよ。」(とかなんとか言ったと想像します。)と怒って電車を降り、また違う車両に乗っていきました。
また、パリには迷彩服をきた、大きな機関銃を手にもったポリスがいたるところにいて緊張感がありました。

それに比べて、ゴールドコーストのポリスは半ズボンをはいて、機関銃ではなく手巻き寿司を片手に歩いています。
「パリ勤務じゃなくて本当に良かったね。」と言ってあげようかと思いますよ。
オーストラリアの治安の良さはヨーロッパとは比べ物にならないかもしれません。
もちろん、羽目をはずしすぎたり、あまりにも緊張感を欠いてはいけませんが、 常識をもって気をつけていれば、オーストラリアは安全な国といえます。

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