3月のセミナー開催しました


1ヶ月はあっという間に過ぎていき、3月のワーキングホリデーのセミナーを開催しました。今回も様々な、思いを持ちオーストラリアを目指している若者に会って、とてもエネルギーをもらいました。ただ、すべての方に共通して言えることは、日本という国のシステムに疑問を持っているということでした。今この国にとどまって悶々と暮らすよりも、オーストラリアの青い空の下で、語学力を身につけ、今後拡大するアジア経済の中で活躍するチャンスを見つけたいということでした。私は、このような行動する若者が増えていくことしか、今の日本の閉塞状況を変えることはできないと思います。

かつて華僑の方々が世界各地に街を作り、ネットワークを作ってきたことが、現在の中国の世界経済進出を容易にしているひとつの理由です。アメリカやヨーロッパに日本人が進出するのは、なかなか大変です。しかし、アジア・オセアニア圏内にもっと日本人が進出して、現地の方々と融合して調和して生きていくことが、数年後の日本の経済によい影響を与え、経済圏を広げることにもつながるのだと思います。

今、トヨタをはじめとして、世界から日本のものづくりが疑問を持たれるようになってしまい、日本製品はかっこいいというイメージもだんだん薄れてきてしましました。そんな状況の中で、どんどんうちにこもり、鎖国化している日本に希望は見いだせません。少しでも若いうちに、少しでも多くの若者が、少しでも長く海外生活を経験してもらえればと思います。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中