10年後の大学生


企業の業績が回復傾向にあるということで、特に海外市場に強い企業の伸びが大きいそうです。そのような企業がこれからも日本の経済を牽引していくのだと思います。やはり、少子高齢化社会の日本市場では大きな消費活動は起きないでしょうから、今後はどれだけ海外でのビジネスができるかが、本当に重要になってくるのでしょう。

それを企業の中枢で感じている親の方々から、最近はお子様たちの留学についてご相談を受けるようになってきました。そんなときに私の娘の話をすると、ご共感いただけるようです。お互い同じ世代として、日本社会への疑問や子どもの将来について、考えることは同じ方向を向いています。

10年後の日本社会がどのようになり、どのような若者に活躍のチャンスがあるのか?一部のエリートではなく、普通の社会人が世界を相手にビジネスをしていてほしいと思いますし、たぶん、そうなっているのだと思います。普通の高校生が海外の大学に進学をしている韓国のように、日本も変わっているのかもしれません。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中