私は2005年に Curtin Business School (CBS) の Master of Accounting を修了しました。日本の高校、大学時代の友人達から 「オーストラリアの大学/大学院ってどんな感じ?」という質問をよくされます。この様な漠然とした質問をされるといつも返答に窮するのですが、間違いなく言えるのは「これまでの人生で一番勉強した。」という事です。
日本の大学でも比較的厳しいゼミに在席していた為、当時も他の学生達よりは勉強していた方だと思いますが、CBSでの勉強量はそれを上回るものでした。
CBSでは(恐らく在豪の他の大学でも同じだと思いますが)同じ科目を2度落とす(FAIL)とコースアウトになります。必死に勉強しないと単位を落として崖っぷちに立たされる上に、再履修の為の高い学費も支払わねばなりません。
私の場合、幸い単位を落とす事はありませんでしたが、少しでも怠けて予習・復習を疎かにすると、たちまち授業についていけなくなります。
長い人生の中の1〜2年、(周りの環境さえ許せば)受験勉強以外で何かを必死に勉強してみるのも良いものです。
英語圏の大学/大学院で学ぶ場合は、息抜きも大事ですが決してサボりグセをつけないこと、そしてより良い成績を取るには「論理力」を身につける事が非常に重要です。
エッセイにしてもプレゼンテーションにしても試験の答案にしても、論理の展開が大変重要視されます。
最初から英語で論理的な文章を書くのは難しいですが、「論理力」を高めるには英語は勿論、母国語力(日本語力)を鍛えておくことも大切だと個人的には考えています。
写真は Curtin University の図書館です。在学中は自宅よりも長く過ごした場所かもしれません。