英語を毎日1時間読む


ワーキングホリデーでオーストラリアに来ると、学校に行っているときは英語力がどんどん伸びていきます。しかし、いったん学校が終わって、日本の会社やレストランなどで働くようになると、英語に触れる機会がぐっと少なくなってきて、英語力がまた落ちてしまいます。その状況をどう打開すればいいのか、よく質問をいただきます。

私のお勧めは、1日1時間、英語を読む時間を作ることです。これは、ほとんど日本語でビジネスをしている私が、自分の英語力を落とさないように、実践していることです。英語を読むためには、ipadなどにKindleのソフトを入れて、アメリカのamazon.comのアカウントを作り、洋書の電子書籍を購入することをお勧めします。クレジットカードなど、基本的な設定をしておけば、購入に1分程度。紙の本に比べても格段に安いので、毎週1冊くらいずつ買ったとしても、1ヶ月2,000円とか3,000円程度で、自分の好きな本を読むことができます。

私はビジネス書などを中心に読んでいます。そのときに声を出しながら読んだりしていると、プレゼンテーションの練習にもなって、実際に英語のミーティングなどのときにも役に立っている気がします。それから、電子書籍だと辞書機能も充実しているので、すぐに調べることもできて、集中力が持続する気もします。

もちろん、Kindleがない人は、近くの図書館など公共施設を活用するのもいい方法だと思います。とにかく1時間は楽しく英語を読むことを継続してみましょう。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中