学生短期プログラムを終えて


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昨日、2週間のプログラムを終えて、学生たちが帰っていきました。日本で流れている2週間とは質の違う密度の濃い時間を過ごしたので、日本では会ったこともなかった若者たちが、これからもfacebookなどで連絡を取り合う仲間になっていました。

このプログラムでは、最初の日の自己紹介と、最終日のプレゼンテーションのビデオを撮影して記録に残しています。2週間だけでも、こんなに違うのかというくらい自信をもって英語を話している学生たちの姿を見るのは、楽しいものです。

多くの学生たちが、このプログラムをきっかけに世界に飛び出していきます。昨年の参加者でもすでに何人かは長期の留学をしています。私は、ちょっとしたきっかけ作りをしているだけです。若者のことを思うなら、大人はもっともっと努力して、きっかけを作ってあげなくてはいけないと思います。なぜなら、彼らが活躍するであろう20年後の世界は、もう大人の私たちには想像もつかないほどグローバルな社会になっているからです。それは日本の少子高齢化と同じくらい確実に起こる社会の変化だと思います。

大学生たちはハードな英語だけの世界を体験しても、まったくひるむことなく、その壁を越えていきます。若者の力を過小評価してはいけないと思います。ゆるい留学しか用意できていなかった大人の責任は重いのです。さらに厳しい、しかしやりがいのあるプログラムを今後も開発していきたいと思います。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中