昨日、2週間のプログラムを終えて、学生たちが帰っていきました。日本で流れている2週間とは質の違う密度の濃い時間を過ごしたので、日本では会ったこともなかった若者たちが、これからもfacebookなどで連絡を取り合う仲間になっていました。
このプログラムでは、最初の日の自己紹介と、最終日のプレゼンテーションのビデオを撮影して記録に残しています。2週間だけでも、こんなに違うのかというくらい自信をもって英語を話している学生たちの姿を見るのは、楽しいものです。 多くの学生たちが、このプログラムをきっかけに世界に飛び出していきます。昨年の参加者でもすでに何人かは長期の留学をしています。私は、ちょっとしたきっかけ作りをしているだけです。若者のことを思うなら、大人はもっともっと努力して、きっかけを作ってあげなくてはいけないと思います。なぜなら、彼らが活躍するであろう20年後の世界は、もう大人の私たちには想像もつかないほどグローバルな社会になっているからです。それは日本の少子高齢化と同じくらい確実に起こる社会の変化だと思います。 大学生たちはハードな英語だけの世界を体験しても、まったくひるむことなく、その壁を越えていきます。若者の力を過小評価してはいけないと思います。ゆるい留学しか用意できていなかった大人の責任は重いのです。さらに厳しい、しかしやりがいのあるプログラムを今後も開発していきたいと思います。