好きなことから英語を学ぶ


将来教育の分野で活躍を目指す学生たちの、英語の模擬授業を見学する機会を得ることができました。モルモット役の中学生たちは、地元のサッカークラブの少年たち。英語はあまり好きではないようでしたが、単語ゲームなどをやっていると楽しそうに英語を学んでいました。その光景を見ていると、日本人の英語嫌いは勉強の方法がつまらないからだと、あらためて感じました。海外でTESOLなどの英語教授法を学ぶ人たちも増えているので、日本の英語授業も今後は少しずつ変わっていくのでしょう。

サッカーのように世界的なスポーツなら、英語に関連するネタは数多く出てくるはずです。自分も中学生のときにイギリスの都市を覚えるのに、サッカーチームの名前がある場所はすぐに覚えられたし、ユニフォームのデザインやスター選手とともに、その街は覚えたので、この歳になっても忘れません。そのような興味のあることを追求できるような学び方を教えてあげれば、子どもたちは、もっと自分で学びたくなるのだと思います。

留学に行くときも、必ず自己紹介をする際には、自分の好きなことは語るのですから、まずは自分の好きなことに関連する英語をとことん調べてみることをお勧めします。ファッションや、映画や、音楽や、環境問題でも、なんでも日本語で語りたいことを、英語でも話せるようになる準備をしてみれば、どんどん英語力はついていくと思います。なんでも楽しく勉強するのが一番だと思います。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中