タフになるための選択とは


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昨日のタフになろうというメッセージにコメントやシェアをしてくれた方達がいたので、タフになるためにはどうしたらいいのか少し考えてみました。

僕たちの人生は意思決定の連続です。いくつかの選択肢があったときに、どちらを選んだ方がよりタフになれるのかを僕なりにあげてみたので、ご意見があればいただきたいと思います。

まず、時代の変化に乗るか乗らないか。どんなときでも時代というものは動いています。進化だけが動きではなく、原点回帰のような動きもあります。このように、いつも時代は変化しているということに、気づかないというか拒否をしてしまうと、自分の生きてきた経験の世界でしか生きることができないので、タフになることは難しいのではないかと思います。

さらに時代の変化について考えれば、時代に乗ることではなく、時代を作るという気概を持ってチャレンジすることを若者たちには期待したいと思います。経営者になって一番考えることは、この時代を作れるかどうかということです。

次に、どちらの選択肢がより学べるものであるかどうかを考えてみること。結果が分かっている選択肢を取り続ける人がいますが、僕には何がおもしろいのかよくわかりません。留学でも、とても細かいことまで質問して来る人がいますが、留学でより多くのものが学べるかどうかは、その人の姿勢によるところのほうが大きいです。その質問を考える時間があったら単語の100個くらい覚えられるのではないかと、とても心配になってしまいます。とは言いつつ僕も食べ物などはかなり保守的で、新しいものにチャレンジしないタイプなので今年のチャレンジ項目に加えてみたいと思います。

最後に、どちらの選択肢の方がより責任範囲が広いのかという観点は重要だと思います。仕事の面白さは、自分の裁量範囲の大きさに影響してくると思っていますが、(だからリーダーは楽しい)その分責任も大きくなるということを背負えるかが問われます。若いうちはどんどんチャレンジして、失敗したら責任を取ればいいのです。ただ、経営者になると、その責任はとてつもなく大きいので、眠れない日々もあるし、よりタフになるのだと実感しています。

まだまだ、いろいろなタフになるための選択ってありそうですね。またいつかこのネタは考えてみたいと思います。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中