今年の東京は温暖化の話はどこへいってしまったのかと思えるくらい、とても寒い冬です。平年よりもずっと多く雪が降っているそうです。先々週に夏のオーストラリアから帰ってきた人間にとっては、とてもこたえます。オーストラリアは冬と言っても、朝と昼間の気温差が10度以上はあるので、日中は薄着になることがほとんどです。ですから、服は日本にいるときよりもずっと少なくて済みます。また、オーストラリアの夏は日本に比べてずっと湿度が低いので(ケアンズは蒸し暑いですが)爽やかで、たとえ気温が高くても、日陰に入るととても過ごしやすい環境です。
留学の行き先としてオーストラリアに人気があるのは、このような理由もあるようです。やはり、落ち着いて勉強に集中するためには、過ごしやすい環境というものが大切だと思います。私は世界の多くの都市を訪れたことがありますが、とても蒸し暑かったり、本当に凍えるくらい寒い環境では、どうもリラックスできないのです。もちろん、部屋の中はエアコンがきいていて、人工的な快適さはあるのですが、やはり、外からの爽やかな風に吹かれて本を読んでいたりする時間がとても贅沢に感じます。
外の雪を眺め、2週間後にオーストラリアに戻ることを夢見ながら、今日、これからどうやってオフィスに行くか考えています。