それぞれの生き方に役にたてるか


学生たちを集めた2週間のプログラムでは、1週間が終わった土曜日の夜に集まって日本語解禁のパーティーを行います。パーティーと言っても、私たちのオフィスに集まって、ピザとビールやジュースを買ってきて行う簡単なものですが、毎回この時間を、僕はとても楽しみにしています。

自己紹介では、将来の夢や生き方にについて少し語ってもらうのですが、留学に来るという決断をしてきただけあって、それぞれがとてもよく考えていて感心します。就職を決めて最後の休みを留学に当てている4年生からは確固たる決意のようなものを感じますし、人生の方向性について考えるために自分と向き合いにやって来た2年生もいます。

そんな彼らが全国から様々な地域からやって来て、友達になっていくことは、私たちがつくるプログラムの魅力の一つだと思います。そして、この若者の一人一人の生き方に少しでも役にたてるようなプログラムやアドバイスが出来ているか、自分自身に問いかけられるのも、僕とってこのパーティーの大切なところです。

衛藤 伸彦 / Nobuhiko Eto

代表取締役。南オーストラリア州アデレード在住。1985年 千葉大学を卒業後、文具メーカーのプラス(株)にて業態開発、商品開発、経営戦略室を担当。1990年 マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学。1992年(株)ベネッセコーポレーション入社。2004年 語学学校のベルリッツインターナショナルに出向。東南アジアのマネージャーやアジア地区のフランチャイズ管理を担当。2008年より現職に就任。入学手続き無料、オーストラリアの現地6都市での無料サポート、情報量豊富なWEBサイトの構築など、留学を志す全ての人々にとって「留学エージェントとはこうあるべき」という姿を追求する日々。etonobuhiko.comにて個人ブログ更新中