これからの時代の日本人にとって何が重要なのかを考えたときに、僕は「個人としてのタフさ」なのかなと思っています。
日本の社会としての問題はいくらでも見つけられるし、それらの的確な指摘はブログやTwitterでも探すことができます。しかし、ほとんどのことは僕が子どもの頃から指摘されていたことと同じような話であり、そこはどんなに議論しても、ゆっくりとしか変わっていかないのでしょう。ますます困難になっていくこの時代に唯一の対応策は、「個人としてのタフさ」を身につけることだと思うのです。言い訳をしない、他人や社会のせいにしない、過去は振り返らない、シンプルな生活で満足する、自己研鑽を欠かさない、孤独に耐えてみる、、などちょっと考えただけでも様々なトレーニング方法がありそうです。 しかし、個人が弱っている時代には、簡単に、楽に、あなたのお望みを叶えてくれるなどの宣伝文句に惑わされる人も増えてしまいます。そして結局それは無駄な買い物になってしまいます。ですから、若ければ若いほど、難しいこと、大胆なことに挑戦してほしいと思います。僕たちの会社の社内システムのトップに、ITの責任者が遊びで入れた言葉にこんなものがあります。けっこう気に入っています。「楽しい仕事は楽じゃない」 今年もタフな1年を楽しみたいと思います。